A3:ヒヨコマメ@長春
ただ添削して返すだけでは,意味がなかった.しかも,元々多くの生徒が
作文に苦手意識をもっているのに,あまり真っ赤にして作文を返すと余計
嫌いになってしまう(気持ちはよーく分かる).
最初は,ひらがなや日本語漢字をきちんと書く,それから,原稿用紙の
書き方を身に付ける,作文では口語表現は使わない(「〜ね!」や
「ちょっと」等),文体の一致,「作文を書く」のに必要な形式的なことを
中心に添削.
だいたい形式が守れてきたら,次は,段落の分け方や
最終段落のまとめ方(例:意見文なのに,「〜してください」で
終わらせない 等)構成的なこと.←これは私も苦手なので
上手く指導できずに悩み中.
誤用に関しては,
@共通して見られる間違いや,注意点は練習プリントにして
配布.解説は,中国人教師にしてもらう(以前は私がしていたけれど,
日本語で解説すると,よく分からないようだったので).
A間違いだらけの作文を原稿用紙に書いて,生徒に添削させる.
その間,黒板にそれを書く.黒板を見ながら,生徒と一緒に添削.
ちなみに,このとき,「添削って大変でしょう.すごくたくさんの生徒の
高考作文を添削する試験管の先生の気持ちを考えてごらんよ,
きれいな字の作文や形式を守って見やすい作文の方が印象
いいでしょう?」と言うと,生徒が納得したのか,丁寧に書くようになった(笑)
説教が効いたのかしら…
|