資料の貸出しと閲覧

 

 生徒と接する時間が限られている,一クラスの生徒数が多すぎる…等の理由で,本や雑誌,テープやDVDを持っていても,生徒にうまく見せることができない.また,わたしの持っている辞書や参考書を,それぞれの生徒が必要な時に使えるような環境を作りたい!

 ということで,短絡的に,“ミニ図書館を作ればいいんだ!”と考えつき,同僚や学年主任,一部の生徒に相談したところ,大反対をされた.“ぜっったいに,なくなるゾ(盗まれる)という事でした.

 心の中で,“いやぁエラいねぇ”(>やましい)誉めつつ賛成してくれるだろうと勝手に踏んでいたので(しかも,他の先生が真似して同様のことを始めればいいなとまで期待していた),実際に正反対の対応をされ,とまどってしまった.

 よく言われることだけれど,所有物に対する保管の仕方は,中国ではとても厳密になされている.欠点としては,“独り占め”になってしまうということ.交○○金からもらったパネルバンクも,誰かの先生のロッカー奥底で眠っているという事がよくある.私の友達は,寄贈されているはずだという情報をもとに,校長室の倉庫の奥底から,執念で発掘したことがある.私と同僚の一人は,ロッカーの鍵を交換し,お互いの本はいつでも使っていいという約束をした.ちなみに,私はずっと開けっ放し.

 以前,高校で日本語教師をしていた方に相談したところ,“やっぱり,管理をいい加減にしていては,紛失や損失は出てくる”との事でした.ルールを徹底して始めるのが当たり前,だそうで,適当に始めようとしていた事を,まず反省.けれど,彼女の

 “少しくらいの被害は覚悟の上で,始めないと!”

の一声で,やる気になった.

 生徒の持っている辞書は,ポケットサイズの小さなものが一般的.また,自分で参考書を持っている生徒は,ほとんどいない.これらの日本語学習に役立つ参考書に加え,写真や雑誌,一般書,資料集,わたしが作った資料集などを,わたしの職員室の机に並べて,誰でも手にとっていいことにした.

 自分の机周辺にしたのは,単に場所がなかったから.空いている棚もない.例えば,ある学校のように日本人教師用の部屋があるのなら,本棚を使って,生徒が部屋に来て閲覧や貸出ができるようにできる.

 下のルールを書いたボード.机の上に常備置いています. 私の机の上.今のところ数が多くないので,間に合っています.机の下とロッカーの中にも置いています.

 私が定めた“閲覧と貸出のルール”は以下の通り.後,貸出ノートを準備して常備机の上に置いてある.

 資料の閲覧と貸し出しについて
 先生の机にある資料は,どれでも見てかまいません.だだし,勝手に持ち出しては絶対にいけません.借りたいときは,直接先生に言ってください.貸し出しノートに名前と貸出日,本や資料の名前を記入してください.貸し出し期間は三日間とします(DVDは1週間).紛失した場合,相当金額を弁償し,400字以上の反省文を書いてもらいます.

 ちなみに,中国語を書いておくと英語選択の生徒も手にとって見てくれる(嬉しい).貸し出し期間は,わざと短くした(私と生徒の緊張感が続くと思われる最長の期間^^)

 生徒の予定は詰まっていて,自由な時間はほとんどないですが,昼休みなどのふとした時間に手にとって見て,いろいろ感じて欲しいな.


 

 

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