作文の授業

 

        

 1.平仮名と片仮名の書き方復習        


(あ も り お や)

高校3年生(6年既習)でも,訂正する人に出会わなかった場合,上のような型崩れした“ひらがな・カタカナ”をよく見かける.もう一度,正しい型を意識化させるために,ひらがなカタカナを書かせた.
 【 練習プリントはこのような感じです.】

 2.作文の出題形式と採点基準     

  作文の出題形式(+採点基準) へどうぞ。

 3.原稿用紙の使い方          

 今までの傾向からだと,おそらく「横書き」で書くよう指定されるだろう.原稿用紙の使い方に加え、句読点の打ち方(適当な位置で「、」を打つことも)を指導する。原稿用紙の使い方ワークシートを作って練習.国語辞典の巻末や作文テキストに大抵掲載されている.

 4.文体の一致

 作文を書くときは,「です・ます体」か「だ・である」体かで統一させる.高考の作文問題では,過去すべて「です・ます体で書け」と指示があるので,普段の作文練習では、「です・ます体」で書く練習をさせる.
 生徒に,「です・ます体で書くほうがいい」という誤解を招かないように,文の種類によって,それぞれ相応しい文体があることを,予め指導しておくべき.

 5.注意点                 

 @漢字 

 簡体字を書かないこと.また,日本語の単語が分からないときに中国語を書いて代用させないこと.

 A単語

 日本語と中国語で,同じ漢字で同じ意味のものは,間違った使い方が目立つ.使い方を指導する必要アリ!例えば,知識・重要・関心など。

 B時制

 時制の間違いが目立つので,書くときいつも意識させる.

 C語文(国語)の評価を持ち込ませない

 語文(国語)の作文では,成語や詩的表現を使って書くことが評価されるが,日本語作文では必ずしもそうではない
 中国語での詩的表現を直訳したり,故事成語を日本語訳しようとして文意が通じなかったり,日本の諺を乱用したりすることで,誤用がたくさん見られる.

 高考の日本語作文問題で,わざわざ成語や諺,詩的表現を用いる必要はない.諺を用いる場合でも,勝手に活用させてはいけない.

 誤用例: 七転び八起きて,がんばります.
       石の上にも三年座るように,今は遊びをがまんして勉強します.等

 D文意を丁寧に考えて書く

 日本語の運用の正しさに加え、文の内容にも意識して書くように指導する.関連のない文を唐突に書かないこと,字数を稼ぐために無理やり文を付け足さないこと等の注意をする.

 誤用?例: 水は,大切だから重要です.
     例: 毎年生徒は入学し、卒業します。(学校の紹介文)

       

 8.作文の授業やフィードバックの仕方はこちら!

  作文の授業見学


 

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